なぜかわかりませんが

なぜかわかりませんが書きたくなった事を書いていくみたいですよ

【宮島】神の島一人旅:後半~!

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お手洗いの案内目立ち過ぎ


大聖院~山間の寺社群~

宝物殿で目の保養?をした後は、山を登る形で「大聖院」へ向かいます。

先述の大願寺に続いて、こちらも不動明王様を本尊としていました。

 

ただ、写真の通り呼称が「波切不動明王」となっています。

調べてみると、不動明王信仰の中でも特に【海上安全】を祈願するお寺でこのようなご本尊を拝しているようですね。

確かにここからは瀬戸内海が見渡せるので、行き交う船もこの山のお不動様が守ってくれると安心できたのでしょう。 

 

山間にいくつかの建物で展開される大聖院。

お釈迦様の涅槃像もあったりして何でもアリな雰囲気ですが、何でもアリなのは良い事です。

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お疲れ様です

 

陽気は暑い位でしたが、木陰が多く風通りの良い林の中のロケーションなのでとても心地好く過ごす事ができました。

こういった静かな場所でお寺を見物したりしていると、本当に心が洗われる気がします。

ところどころで深~く深呼吸をして、ココロのデトックスができました!

 

名物”穴子めし”を食す

大聖院ですっかり気分が落ち着いたところで、空腹の頂点に達しました。

朝から歩き回ってはや3時間、空腹も忘れていたのですがもう限界のようです。

というわけで、事前に調べておいた宮島名物の「穴子めし」にありつくべく大聖院を下ったところにある有名店「ふじたや」さんへ。

 

昼時をやや過ぎていた事もあってか、5分程度の待ちで中へ通されました。

メインメニューは穴子めしだけですので、若干のサイドメニューには目をくれず早速注文!

 

しかしです。

 

「注文が入ってから作ります!」が売りのようだが、まぁ時間が掛かりました。

30分くらい待ったでしょうか。釜飯を注文した時のように、ただ時間を持て余しながら待ちました。

はい、穴子めしとお吸い物(広島菜のお漬物付き)で~す!

 

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初めて見る穴子めし

では、いただきます。

穴子はウナギと似ていますが、同じウナギ目に属しながらウナギはウナギ科、穴子はアナゴ科の生物なんだそうでやはり別物なんですね。

元は同じで、川に還ったらウナギになって海に留まったらアナゴなのかと思ってました

(^_^;)

 

さてお味の方ですが、やはり一般的に言われるようにウナギに比べてさっぱりしていますね。うな重のようなコッテリ感はありません。

栄養分もウナギの方がかなり豊富らしいですね(カロリーも)。

 

しかしそこはお店のウデなんでしょう、時間が掛かっただけあって香ばしく焼きあがっており、丁寧な仕事ぶりを感じる事ができました。

安くはない値段でしたが、名物を堪能する事ができて満足でした!

もし行かれる方は、時間の余裕を持っておいてくださいねっ。

 

土産物街をゆく

お腹をさすりながら「ふじたや」さんを出て、再び厳島神社の大鳥居を目指します。

そう、午前中は海中に沈んでいた大鳥居の足元が少しずつ干潮で姿を現し始めたのです。

 

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砂浜が広がってきました!

厳島神社に再入場すると、水が引いた場所に鏡池が姿を現しました。

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必見の美しさ

見て下さい、本当に鏡みたいでしょう?

 

このネーミングセンス、先人は素晴らしいですな。

 

白砂が顔を出し、様子が変わった社内を堪能した後で砂浜に降りてみました。

しかしまだ、大鳥居まで歩いていくには早そうです。

というわけで、お土産物ストリートへ足を運びました。

 

以前、日曜昼のフジテレビ番組「なりゆき街道旅」で話題になった、陽気なお母さんのいる杓子屋さんを発見!

 

この番組は面白くて家にいれば家族で見ていますが、その時にいずれ行ってみようと思っていた杓子屋さんです。

杓子も名物で、厳島神社にも社名の入ったありがたい杓子が販売されていました

(そちらは母親にお土産として買いました)。

 

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真ん中に「なりゆき街道旅」の色紙が鎮座

 

こちら「杓子の家」さんでは、かわいらしい親指サイズの杓子に色々なメッセージが書かれたストラップがたくさん売られていて、裏面になんと無料で名前を入れてくれるんです。

 

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マウスとの比較

家族4人分を購入し、名入れをしてもらいました。

それぞれに書かれていたメッセージは…

 

娘(中3)  … なんとかなる!

息子(小4) … やるときゃやる!

嫁(アラフィフ)…女気

僕(  〃  )…男気

 

子供達のは想いを込めて選んでます。

 

娘には、高校受験がんばれ!なんとかなる!

息子のは、お前はやればできる子!

 

てな想いを込めました。

嫁さんと僕のはセットにした感じです…。

 

その後、最近流行りだという「揚げもみじまんじゅう」のお店へ。

「瀬戸内レモンクリーム味」の揚げもみまんをいただきました。

 

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バックの人形は串のゴミ箱なんです

これめっちゃうまい!

 

 流行るだけの事はありますね。

外はサクサクに揚げてあり、中はホカホカのもみまんなんです。

でも、四十も後半のおじさんが一人で揚げもみまんをうまそうに店先で食べている姿が他の観光客の方にどう映ったかは…気にしません!

 

他、写真を撮り損ねましたが「宮島珈琲」店のソフトクリームがおいしかった上に形が素晴らしいんです!

あまりにうまそうで、受け取った瞬間にかぶりついてしまって…あぁ、写真を撮っておくべきでした。

 

お土産ストリートを半分くらい行った頃、帰りの新幹線を考えるとそろそろリミットという時間が近づいていました。

まだ焼き牡蠣も食べてないし店も回りきってなかったですが、仕方がない。

後はまた今度と誓い、再び大鳥居へと踵を返します。

 

全容を現した大鳥居!

時間は15:00過ぎ。

大鳥居に戻ると、既にその下には人だかりが。

そう、潮が引いてついに鳥居の下が歩いて通れるようになっていました!

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天気良ければすべて良し



遠目に見ても十分デカかったですが、真下に来ると更にデカい!

 

鳥居の柱の下部、普段は海面に隠れている部分にはフジツボが密集しているんですが、よく見てみるとその隙間にお金が埋め込まれています。

みなさん色々と願いを込めてのものなんでしょうね。

 

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フジツボとゼニ

しかし結構落下しています。

盗っちゃダメですよ。

 

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いくらくらいになるでしょうか

それはさておき、鳥居から本殿を臨むと残った海水が一筋の流れとなって沖に向かって川を作っています。

 

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計算されつくしたこの風情

そうなるように作られているんでしょうが、ニクい演出ですね!

何とも清々しい気分になりました。

本当に、たっぷりのパワーを充電できた実感がありました。

 

ありがとうございます。神の島よ。

 

神域から現実の世界へ

授かったパワーを感じながら、フェリー乗り場へ歩を進めます。

一日天気が良くて何よりでした。

鹿さんたちにも別れを告げながら、島を後にしました。

 

広島駅で残りのお土産と駅弁を買い、帰りの新幹線に乗車。

余韻に浸りながら駅弁で腹を満たすと、一日歩き回った疲れからすぐに眠りに落ちました。

この日の総歩数、17,909歩でした!(531kcalを消化)

 

今後は家族で行きたいな。

旅はいいですね!

 

 

ありがとう!