なぜかわかりませんが

なぜかわかりませんが書きたくなった事を書いていくみたいですよ

【弱虫ペダル】割り切ったオリジナルストーリー

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観賞特典のA5ファイル

大好きな弱虫ペダル

8月14日(金)。

公開当日に、張り切って観てきましたよ!実写映画『弱虫ペダル』

最近コロナの拡大がここ神奈川県でも止まらない状況にありますが、映画館も必死の対策を取ってくれてます。座席は前後左右が1席ずつ空いているし、入場時には全員の検温も実施してるし。

 

それに何より、毎月14日は「TOHOシネマズデー」なんだそうです。

僕の行きつけは海老名のTOHOシネマなんですが、何と14日は通常1,900円の観賞料金が1,200円に値下げされるんですね!これは行きますよね!?

 

で、なんで14日なのかなーっと幕間のロペを観ながら考えてました。

僕の推測。

14日⇒十四日⇒十(とう)四(フォー)⇒とうふぉー⇒とーほー⇒TOHO!

…てなところでしょうね ( ´艸`)

 

謎が解けたところで…。

この時期では、映画自体公開しても興行収入には深刻なダメージがあると思いますがそんな日本を元気にしてくれるとっても熱い映画でしたよ!

自転車に興味が無い、出演者目当てで観賞される方でも十分に楽しめる内容だと思います。自転車が好きならなおさらですね。

それに、いつまでかわかりませんが観賞特典として冒頭写真のA5サイズのファイルがもらえます。正直A5サイズって入れるモンねえよ!って思いますが、ノベルティとして大事に取っておきましょう。

 

細かくはネタバレになるので省略しますが、ザッとレビューをしていきたいと思います。参考になれば幸いです(^^)

 

キャスト

漫画や小説の実写化に当たり、最も気になるのがそのキャスティングですよねっ。

これについては、キャストが明らかになるにつれ、そしてイメージ写真が出回るにつれてファンをザワつかせました。

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実写キャスト

これは観賞特典のファイルの片面側です。漫画と写真が片面ずつにプリントされているわけですね。中央の小野田くんから時計回りにご紹介します。

  1. 小野田坂道 … 永瀬廉
  2. 寒咲幹   … 橋本環奈
  3. 鳴子章吉  … 坂東龍汰
  4. 田所迅   … 菅原健
  5. 金城真護  … 竜星涼
  6. 巻島裕介  … 柳俊太郎
  7. 今泉俊輔  … 伊藤健太郎

原作への思い入れという観点からすれば、賛否両論。色々な意見があるでしょう。

例えば小野田くんも鳴子くんも大き過ぎる!とか逆に今泉はちょっと小さい!とか田所がボリューム不足!とか金城大丈夫か?!とか鳴子どこ行った?!とか幹声低っ!でもカワイイからおけっ!とかね。

 

それにしても、永瀬くんは頑張りましたねぇ。乗り方の上手い下手を語れるほど僕は詳しくないですが、十分乗れてたように見えました。

あと5cmくらい身長が低くて、肩幅が狭ければ…原作のイメージにちょうどよくなりますが、そうしたらジャニーズになれてなかったかもしれませんね(笑)

 

今泉くんは伊藤健太郎さんですが、好演ですね。今泉の「スカシ」キャラをよく出せてると思います。

ただ、今泉に限らず全体的に「日常で使わない言葉遣い」が頻発するのはちょっと気を削がれました。原作でもおよそ高校生とは思えないセリフが頻発していますが、実写化に当たってはもう少しリアリティを狙って話し言葉で展開した方が良かったかなぁとは思いました。

それにしても、劇中の今泉くんの太もも!あれは本物?だとしたら並の仕上げっぷりじゃないですよ。レーパンの中に何か入れてるのかもしれませんが、どっちにしても見事な脚を見せてくれます。

 

橋本環奈さんは、やっぱりいいですね。映画にCMに引っ張りだこで心配になってしまいますが、紅一点の幹をよく演じてくれました(声低いけど)。

劇中でも「幹のどアップ」が明らかに意図してるレベルでたくさん使われてます。映画館のサイズで観るハシカンのアップはおじさんを釘付けにしました(^^;)

 

それから、僕の大好きな鳴子

最初にポスター見た時、「まさかこれが鳴子じゃないよね?」と失礼ながら思ってしまいました。

でも、坂東くんがんばってます!鳴子の熱さは十分に感じられました。

豆粒感は無かったけど、拍手です!

 

そして意外に(失礼!)良かったのが金城キャプテンの竜星涼さん

イメージにはありませんでしたが、オールバックで落ち着いた役をやると江口洋介さんのような重厚な雰囲気がありました。すごく良かったです。

この映画を機に、役者としてブレイクできる事を願っています。

 

あと個人的にはこのポスター画像を見て、巻島は面白そうと思ってました(^^)

雰囲気はよく出てましたが、何せこの映画の中では巻島の出番が少なすぎて生かしきれなかった感じですね。あのダンシングの再現も無かったし💧

 

それから、寒咲自転車店の店主として原作には未設定の「幹の父」が登場します。

逆にお兄ちゃんは出ません。

これがお兄ちゃんの通司じゃなかったのはなぜなんですかね…役回り的には兄を父に差し替える必要性は感じないんですが。

 

まぁ色々書きましたが、そもそもストーリーがオリジナルですから!

映画は映画で単品として受け入れれば全てOK!

 面白かったし!

 

 

ストーリー

この映画は、実写での2時間化に当たりストーリーそのものは半分はオリジナルに変更されています。「インターハイの前」までが舞台となっています。

漫画を正に「原作」とした、オリジナルストーリーの映画という形です。

「箱学」も「京伏」も出てきません (T^T)

ただ原作で言う序盤のポイント部分は何らかの形で再現されています。

  • 今泉との出会い~15分ハンデの対決
  • 鳴子との出会い
  • 一年生レース
  • 合宿

その後は完全オリジナルの枠組みの中に原作の主要なエピソードを差し込んできた、といった作りになっています。詳しくはお楽しみという事で、映画館でどうぞ!

 

 

観賞を終えて

最後はゴールスプリントになります。手に汗握る場面ですね。

エンディングでは、泣いてる方もいらっしゃいました。

 

それにしても、山の景色や実車の美しさなど自転車好きなら観てるだけで笑顔になる映画だなーと思いました。

映画館で最初に入場した時は女性率が7割くらいに見え、やはりこれはジャニーズ映画扱いなのかと感じたんですが普通に面白かったですよ!

 

永瀬くんが観たい!でも伊藤くんが観たい!でもハシカンが観たいでもいいと思います。観れば引き込まれて、熱い感動を味わえますから。

 

僕はアニメでファンになったクチで、原作漫画は読んでいません。

しかし現在、最寄のブックオフ「本20%引きセール」という鼻出血もののキャンペーンをやっているんですよぅ!!

 

このチャンスに大人買いしちゃおっかな…。

 

そんな気分にさせてくれたこの映画。

若干自転車好きのひいき目を入れて、星4つです! ★★★★☆

 

 

ありがとう!