【クルトガ アドバンス アップグレードモデル限定品】高価格帯のシャーペンを購入!
筆圧強いんです
えぇ、ポキポキ折れるんですよ、僕が使うと。
何がって、シャーペンですよ。
無意味に筆圧が強くてですね、ちょっと走り書きすると折れに折れて書けたもんじゃないんです💧
でも、手帳に付けとくのはシャーペンが便利。
小さい字が書けるし、消しゴムで消せるし。それにシャーペンの芯ってのは切らしてしまってもコンビニでも手に入ります。
消せるという意味では「フリクションボール」でも用を足しますが、あちらはペン先が太くて細かな筆記ができません。
それに、摩擦で熱を発して消すインクを使用している為高温下の環境では勝手に消えてしまうんですよね。
僕は以前、大事なメモをフリクションボールで書いて真夏の車内に置きっぱなしにした事があります。用事を済ませてクルマに戻ると、夏の車内の高温でせっかくのメモが跡形も無く消えてしまっていたという苦い経験があるんです。
それからは学生時代以来のシャーペン愛用者になりました。
ただ、ポキポキと折ります。イライラすると、なおさら折ります。
そこで、遅ればせながら「機能性シャーペン」を購入してみようと思い立ちました。
そう、いわゆる「折れないシャーペン」てヤツですね。
そしてまずは、下準備に色々調べてみたんです。
機能&書きやすさ&格好良さ
知ってる物も知らない物もありましたが、一口に「折れないシャーペン」と言ってもたくさんの種類が存在しています。
それらを比較してくれているWEBサイトもこれまたたくさんありましたね。
結果、候補を数種類に絞りました。
1.ゼブラ デルガード
まずはこちら、ゼブラの「デルガード」です!
これ、以前から知ってはいましたけど「本当に折れない」という評判を聞くので実際に文房具屋さんでサンプルを使って試し書きをしてみました。
搭載メカニズムは「デルガードシステム」。サイコフレームが発動しそうなネーミングですが、内部に仕込まれたバネが衝撃を吸収して芯折れを防ぐという機構なんですね。
で、スラスラと試し書き。そして、走り書き。元々強い筆圧を、更に意識的に強めて殴り書き。
しかし。
折れない!
これ、スゴイですよ。
見てると器用に芯先が出たり引っ込んだりして、見事に掛かる力を吸収してくれてるんです。
折れないシャーペンという目的のみで言えば、このデルガードが一番かもしれません。
それくらいの機能性を実感する事ができました!
2.ぺんてる オレンズ メタルグリップ
お次はぺんてるの「オレンズ メタルグリップ」の登場です!
通常品の「オレンズ」のグリップ部を文字通りメタルにしたという物ですが、細身でデザイン的に非常に格好良いですね。
しかもグリップ部がメタルという事で低い位置に重心があり、これが非常に書きやすい。疲れませんので、勉強の良き相棒になってくれそうですよ。
このオレンズの芯折れ防止機構は、「そもそも芯を出さずに書く」という不思議な着目点にあります。
実際はほんのわずかに芯が出ているのですが、書く為の最低限レベルであり基本的には先端のパイプが芯をがっちりガードしているんです。
そして、書いていく内に減っていく芯に合わせてそのパイプが自動的に短くなっていくので、パイプがボディに埋まってしまったらワンプッシュだけ芯出しをすればまたニョキッとパイプとわずかな芯先が出てくるというスグレモノなんですね。
先述のデルガードもそうですが、こちらも本当に折れない!
そもそも芯が出てないんですから当たり前ですね。ただ、パイプがやや引っ掛かる場面もあり使用には多少の慣れが必要かなと思いました。
しかし細身なので、手帳に付けておくには最も適しているように思います。
それにカッコいい!
3.三菱鉛筆 クルトガ アドバンス
「クルトガ」モデルは一時使用していた事があります。
芯が書いている内に少しずつ回転する事で、常に鋭利な芯先を使用できる為細くキレイな字が書けるという観点の機能的なモデルですね。
しかし、標準の「クルトガ」はそれだけです。
「折れない」機能は無い為、結局使わなくなってしまいました。
ところが現在はそのクルトガに「アドバンス」なる上位機種が存在しておりまして、こちらには「折れない」機能が搭載されているんです。
「クルトガ」の芯折れ防止機構は、前述の「オレンズ」と同様の「芯を出さずに書く」というものです。そしてもちろんその名の通り、芯が回ってトガり続ける機能も搭載されています。
そのトガり続ける芯回し機能もパワーアップしており、通常品が40画で1回転するところをアドバンスでは20画で1回転するようになっています。これなら0.5mm芯でも線が太くなり過ぎないで済みますね。
機能的には一番気に入りましたが、デザインが…イマイチ💧
オレンズメタルグリップを買おうかなぁ~と思いながら、現品確認の為にいつも行く本屋さんの文房具コーナーへと足を運びました。
出会い
この僕の行きつけの本屋さんには大きめの文房具コーナーがあり、かなりの品揃えを誇っています。下手な規模のハンズやLoftよりも揃ってるんじゃないかな?てレベルです。
で、上に挙げたような候補たちのサンプル品を使用して筆記テストをし、書きやすさや折れなさやデザイン等を比較していたんです。
結果、オレンズメタルグリップを手にして意気揚々とレジへ向かう為に体を反転させた僕。
その目の前に、やや高めの価格帯のシャーペンのコーナーが設置されていたんです。
あぁ、こんなコーナーもあったのか、気付かなかったな…と目をやった僕のハートを一本のシャーペンが射抜きました。
「こ…これは!?」
そこにあったのは、上記「クルトガ アドバンス」の更に上位の機種の「限定カラー」バージョンでした。
それがこちら!
「クルトガ アドバンス アップグレードモデル」様でございます。
通常品と全く違う美しいシルエット、物欲を刺激する小粋なパンチング加工グリップ、そして限定色である「オレンジ」と「ティールグリーン」の鮮やかさ。
「…」
時間にして13秒くらいでしょうか。
半口を開けて見入ってしまった僕はよだれが垂れる寸前で我に返り、ひとつ出してあったテスト用のサンプルを手に取って「うんこ」と試し書きをしました。
こういう時に書くワードって小学生男児並みなんです。ごめんなさい💧
おお。
書きやすい。
先端パーツがたぶん金属で、重心が下にあってバランスが取りやすい。
パンチング加工のグリップは特段持ちやすいとは思わないがシンプルにカッコいい。
そして一番ヤラれたのがカラーです。
限定色のオレンジとティールグリーン。レギュラーカラーも良い色なんですが、限定2色は次元が違う。
価格は…
1,000円!
シャーペンが1,000円!
しかし。
僕は手にしていたオレンズに詫びを入れながら元の棚に戻しました。
そして2つの限定カラー品を両手に持ち、穴が開くほど見つめて決断。
はい、写真を撮ったようにオレンジを購入させていただいた次第です。
そしてペンケースへ…
1,000円のシャーペンなんて、僕初めてです。
しかし「良いモノにはきっちり対価を払うべき」という考えなので、惜しげも無く税込みの1,100円を支払ってドキドキしながら家に持ち帰りました。
いやぁ、カッコいい。
仮に機能的に駄作であったしても、このデザインだけで俺は使う!って思えます。
しかしもちろん、機能的にも満足です。ホント、所有感が満たされました。
見てください見てください、カッコいいですよね!
うーむ、写真で伝わらないこのオレンジの美しさ!
みなさんには是非店舗で現物を見ていただきたいですね。
物欲のど真ん中を貫かれるはずですよ!
それに何より、書きやすく折れない。
このデザインにこの機能性なら、僕個人としては文句のつけ様がありません!
グリップがやや太いですが、手帳のペン差しにも余裕で入りました。
目的達成です!
あとは人それぞれに…
さて、いかがでしょうか。
これは本当に現物を見てみてほしいです。
必要無くても買ってしまうと思いますよ。
まぁ今回は僕の好みが完全に前面に出ているので、人によって行き着く先は違うでしょう。
でもたまには、今までさして機能面など気にしなかったような身近な文房具に注目して
「最新文房具」の秘かな進化に驚かされるのも楽しいもんですね!
さて、次は何を買おうかな♬
ありがとう!