【BOOWY】多くの若者を巻き舌にし、ギターを買わせたレジェンドバンド
ビートロックにドハマリの青春
えぇ、さすがに4人を描いていると集中力が失われまして…許して下さい(-_-;)
BOOWYですねー、大好きでしたよ。いや、ですよだな。現在もです。
ロック好きの方にはアンチも多いですが、あのビートロック全盛期の彼らの存在感はやはり群を抜いてましたね。
BOOWYを知った当時僕は高校生で、あの超巻き舌で日本語を英語みたいに歌い上げる氷室京介氏のボーカルに完全にやられましたね。
正直、特に4thアルバム「JUST A HERO」以降は歌詞の意味が難解なのですが、どうでもいい事です。カッコ良ければOKなんです!
あの80年代後半、日本のロック界はキラ星の如き個性的なスターが代わる代わる現れて、シーンを引っ張っていました。
レッド・ウォリアーズ
ザ・ブルーハーツ
ジギー
みんな大好きでしたね~。
ギターのカッコよさ
それまで音楽を聴いていても歌しか耳に残っていなかったのが、BOOWYを聴いてギターのカッコよさに初めて気付いたんですね。
リフもソロもとにかくわかりやすくて奇跡的なセンスがあり、「新曲ではどんなギターを聞かせてくれるんだろう!」とワクワクしていたのを思い出します。
僕は高一の時、柔道部に所属していました。
本格的に始めたのは高校入学後なんですが、面白くてそれなりに打ち込んでいたんです。
で、そろそろ初段を取りに…という位の実力が付いた頃、昇段審査を受け始めました。
そんなある日の練習。
先輩との乱取り(組み手練習ですね)中、先輩が「新しい技」とか意味わからない事を言って変な投げられ方をしたんですよ。受け身が取れない体勢で。
そしたら
『ピッキーーーーーン』
って音が聞こえました。
投げられた後、起き上がろうと思っても体に力が入らなくて動けない。
無理に力を入れたら左肩付近に激痛が走った。
結果は、左の鎖骨骨折。
耳に近いから、『ピッキーーーーーン』て骨が折れる音がよく聞こえたんですね。
真っ二つでした。
ガッツリなギプスをして、風呂にも入れない日々が続きました。
当然、部活もできないです。
見学もつまらないので、練習場にも行かなくなりました。
僕を骨折させた先輩からの謝罪も無かったんで、行く気にもならなかったんです。
そんな頃でしたね。BOOWYに出会ったのは。
すぐ夢中になって、ある程度肩が自由になってからギターを弾き始めました。
親戚のおじさんがお古のエレキギターをくれたんです。
もう、柔道部はすぐに辞めましたね。
そこから15年ほど、僕のメインの趣味はギターになりました。
昇り龍の勢い
回りくどい話でしたが、そんなわけで布袋氏のギターに衝撃を受けて弾き始めたんです。
で、単に真似するだけならそれほど難しくない曲も多かったのですぐに何曲か弾けるようになり、ますます夢中になっていきました。
そうしてロック少年になった僕が、一番聴いたアルバム。
それは、「GIGS -JUST A HERO TOUR 1986-」というライヴアルバムでした。
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文字通り、1986年にアルバム「JUST A HERO」を引っ提げて行われたツアーの音源を元に編集されたものです。
実際の音源にキーボードの音をオーバーダブしたり、一部を差し替えるなどとにかく完成度にこだわったライヴ盤だったんですよ。
ですので、他のライヴアルバムとは一味違う「音の厚み」があり、それがやっぱりカッコ良くて未だに何度聴いても飽きないんです。
トップバンドへと駆け上がっていく「昇り龍」の勢いもしっかり凝縮されていてその勢いのまま彼らは名実ともに日本一のロックバンドになりました。
いわゆる「無人島に持っていく一枚」に挙げてもいいくらい、超お気に入りのアルバムですね。
僕は洋楽も大好きですが、全てを差し置いても無人島へ持っていきたいくらいです。
おすすめアルバム
やはり前述の「GIGS」が一番ですが、スタジオ盤でも「JUST A HERO」推しとなりますね。
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特に一曲目の「Dancing in the pleasureland」を最初に聴いた時は、あまりのカッコよさに発狂しそうになりました。
最後の「Welcome to the twilight」のしっとりしたエンディングまで、まさに捨て曲無しの傑作です。
他、代表曲が多く収録されている「BEAT EMOTION」はポップでわかりやすいし「BOOWY」は時代を如実に表した音が魅力だし、「PSYCHOPATH」には解散前のダークな空気が詰まっていて興味深いものです。
いまだにカラオケでもよく歌われるBOOWY。
彼らの音楽は不滅です!
ありがとう!